フィリピン妻 VS フィリピン妻の母親

アナの家族

アナの弟と妹は、今年、無事にフィリピンの大学を卒業し、イミグラントビザを取得し、アナの母親が住んでいるカナダに移住した

そのアナの弟と妹が、大学に通っていたころ(私とアナの結婚前)、アナ二人の授業料を支払っていた。アナは、マクタン島からジプニーを乗り継ぎ、2時間以上かけて、セブシティーにあるコールセンターまで通っていた。

特にラッシュアワーは、マクタン島とセブ島をつなぐ橋が渋滞し、ほとんど動かない。こうなると3時間ぐらいかかるときもある。ジプニーを3つ乗り継いで通う。私も一度経験したが、ジプニーでの長時間の通勤は、狭いし、暑いし、まさに地獄。しかもシフト制だから、夜中にジプニーを乗り継いで、職場に向かうときもあった。

また、外資系の会社の離職率は非常に高い。ミスを3回ぐらい重ねると、首になる。非常にプレッシャーのかかる仕事だ。

セブ島に住んでおられる方が読んでいれば、毎日、炎天下の中で片道2時間以上かけて、ジプニーで通勤することがいかにきついかお分かりただけると思う。

アナは、生活費を稼ぐために、5年間、この条件で通い続けた。そこで、「自分の子供に授業料を出させて、一体、アナの母親は、何をやっているのか」と疑問に思うようになった。

けんた
けんた

アナの兄弟の授業料を払うのは、親の仕事だろ。

アナ
アナ

お母さんは、年をとっているので、雇用が厳しく、私しか払う人がいないの。

けんた
けんた

それは違う。親の責任放棄だ。責任が取れないのなら、子供を産むべきではない。文化の違いでも何でもない


このことは、アナの家族に限ったことではない。フィリピンでは、長子がその兄弟の授業料や生活費を出すことは、珍しくない。

日本では今、どんどん出生率が下がっている。世帯収入が減っているので、子供が産めない状況にあるのだ。いや、産まないのだ。当たり前だ。大学あるいは専門学校、高校まで行かせるのは、親の責任だ。その責任を果たすことができないのなら、その原因を作らないことが肝要だ(もちろん、政府がもっと少子化対策に乗り出さないといけないのは当然だが)。つまり、子供を産まないことだ。

フィリピン人は、一般的に、計画性に欠けるので、貧しいにもかかわらず、何も考えず、子供をたくさん産む傾向にある。子供を小さいときから働かせたり、長子に経済的援助を頼むぐらいなら、産まないという選択肢はないのかと思う。

その後、アナは、弟の分しか授業料を払わなくなった。 

えらい。

アナの母親:「アナがけんたと付き合っているせいで、こちらに悪影響が出ている。」とアナに不満を言っているようだ。

何が悪影響だ。親が子供の授業料を払うなんて、当たり前じゃないか。

まだ、アナが弟の分は払わないといけなかったのが不満だが、アナは、だんだんと日本人の思考に近づいてきているな。

少々刺激的なタイトルを付けたが、アナは、アナの母親を非常に慕っている。フィリピンの家族らしく、めちゃくちゃ仲がいい。ただ、自分が兄弟の授業料を払わなければならないことに疑問を感じたのであろう。

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