義理の父親は、カナダ人

アナの家族

妻のアナの父親は、自分がアナと付き合っている間に亡くなり、母親は、カナダ人のジョージと再婚した。かくして、自分の義父もカナダ人となった。

このカナダ人は、なかなかの太っ腹だ。アナの母親が家の近くで小さい店を出すのを手助けしたり、中古のミニバンを買ったり、アナの弟にスクーターを買ったり、自分が情けなくなるほどの援助ぶりだ。

すべて、アナの家族の申し出ではなく、ジョージの方からの提案らしい。なるほど、それは本当であろう。自分も結婚の時には、ちょっと違うだろうという種類の援助を受け、断ろうとしたが、「ただ、受け取ってくれ。楽しんでくれ」と言われたので、受け取った。

ジョージとは、なぜここまでするのかなどの理由を詳しく話したことがない。ただ、ただ単に援助だけするのではなく、ジョージは非常に物事を観察しているとは思う。自分から見てもアナの家族は、勤勉だと思うし、兄弟もよい子だ。(もちろんそれは、自分の結婚生活はうまくいくかは全くの別問題だが。)

アナの妹、弟もジョージのおかげでカナダに移住できることになった。学生で年齢制限ぎりぎりで微妙だったが、ジョージが弁護士を雇って、移住のビザを手に入れることに成功したのだ。

ジョージは、欧米人だけあってロマンチックで、恋愛に情熱があるフィリピン人にぴったりだ。アナの母親の誕生日の時には、ジョージはアナか兄弟にプレゼント代を送金し、サプライズとしてプレゼントを渡す。自分の結婚式のときにもアナの母親へのサプライズに日本草履と靴下を買ってきてくれと頼まれた。とにかくサプライズが好きだ。

また、付き合っているときには、アナの母親に一日2回欠かさず、スカイプでビデオ通話していたという。

自分は、日本人の中でもあっさりしているほうなので、それがアナには不満らしい。今や、3日に一度、「How are you?」とメッセージ送るぐらいだ。

ジョージを見習って、反省しよう。

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